コミュニケーションとはさらけ出すこと
相手がどんな人間かわかっていると、安心する。
なぜなら、予測ができるからだ。
佐渡島傭平さんがWeAreLonlyのなかで、
安心とは、予測と現実がかけ離れていないと確信している状態、と書いていた。
だから、強い部分だけでなく、弱い部分も見せた方が、相手は安心する。
バカをしてまで自分をさらけだしてくれる相手に、人は好意を持つし、信頼を寄せる。
同じくらい優秀なら、プライドの高い人よりも、人間性が好きな相手に仕事を頼む。
なぜなら、人間性を好きになってもらうだけのポイントを、既に与えているから。
だから、いざというときに、ポイントが使える。
さらけ出すことで、相手にポイントを与えているのだ。
では、さらけ出しによって与える『ポイント』とは何か?
ポイントだから、価値のあるものでなければいけない。
相手に与える価値って何だ?
キャラクター、物語、共通の思い出、承認欲求の満足、などだろうか。
この中で、僕が一番ピンとくるのは、承認欲求の満足だ。
人間対人間のやりとりができたということは、自分の人間性を認めてもらえたということ。
仕事以外で一緒に遊んだ人に安心感を持つのは、自分の人間性をさらけ出し、相手に認めてもらっているからだ。
ということは『さらけ出す』よりも、『さらけ出された相手の人間性を認める』のが大切なのか?